「成長株への長期投資で3億円作った51歳」が後悔していることとは?
こんにちは、セミリタパパです。
「成長株への長期投資で3億円作った51歳」
かなりすごい人がいるものですが、こんな人でも後悔していることがあるようですよ。
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「成長株への長期投資で3億円作った51歳」が後悔していること
日経新聞にこんな記事がありました。
51歳で3億円もの資産を作り、セミリタイアできるなんて、多くの人からうらやましがられる人生ですよね。
しかし、この方が後悔していることがあると、この記事には書かれていました。
「もっと早く、早期退職したかった」
それは、
「もっと早く、気力も行動力もあった40歳前後で早期退職したかった」
ということなのです。
というのも、この方は20代のころ、
「いずれソフト会社を興して上場させたい」
という夢を持っていたようなのですが、サラリーマンとしての仕事が忙しかったり、お子さんがいたりなどして、その夢は次第に遠のいていったようです。
しかし51歳となり、3億円という資産を築いた今改めて振り返ると、40歳前後で早期退職していれば、違った人生が送れたと思っているようですね・・・。
こうしていれば、もっと早く早期退職することができた
では、今回の記事を参考に、
「こうしていれば、もっと早く早期退職することができたはず」
ということをご提案してみたいと思います。
節約意識はかなり重要
まず気になったのは、
はっしゃんさんの家は大学生2人を含む3人の子と契約社員として働く妻の5人家族。今が一番お金の掛かる時期で、学費や仕送りを含めると、月々の生活費は90万円に達する。
ここなのですが、子供3人で月々の生活費が90万円かかるということは、おそらくこの一家は、あまり節約意識がないような気がしますね・・・。
ちなみに我が家の場合、私と妻、そして二人の子供の4人家族ですが、毎月の生活費は30万円台で収まっています。
仮に、二人が大学に行ったとして、私立に行っても、学費は年間それぞれ100万円くらいですよね?
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資産があれば、それは一括で払い、毎月の生活費にカウントしなければいいですし、もし仕送りが必要な状況になることが予想できたのであれば、セミリタイアした後に、子供が大学に通いやすい地域に引っ越すこともできたはずです。
配当金を重視した資産運用に切り替える
また、
36歳の時には資産1億円を達成する。
ただ、当時は、正社員を辞めていた妻と小さな子供を養っている状態。資産1億円では到底辞める気にはなれなかった。
ここも気になったのですが、おそらくこの方は、
- 配当金を重視した資産運用
この意識があまりなかったのだと思いますね・・・。
それは、
現在は退職時に株式を現金化した5000万円を取り崩して生活費に充てる。「3億円あるので年1000万円使っても30年は暮らせる計算。将来の経済的な不安はない」という。
ここからも分かる通り、この方はセミリタイア生活を、
- 資産を取り崩して生活していく
これを前提に考えているわけです。
だからこそ、資産を3億円まで持っていくことができたとも言えるわけですが、どこか良きタイミングで、配当金を重視した資産運用に切り替えていければ、早期退職はもっともっと早めることができましたね。
記事によると、この方の家計収入はサラリーマン時代にも、
- 妻給与:10万円
- 副業:15万円
とありました。
この部分は、この方がサラリーマンを辞めても継続して入ってくる収入ですよね。
ではたとえば、我が家の毎月支出プラス10万円、毎月50万円まで支出を抑えられたと仮定すると、
- 50万円-25万円=25万円
となりますので、毎月25万円の配当金収入があれば、生活していけるわけですよね?
現在の日本の株式市場であれば、年間4%くらいの配当金を得ることが十分できますし、実際僕も自分が保有している株の配当利回りはそれ以上なので、それを踏まえて、ちょっと計算してみましょうか?
※配当金にかかる税金は分かりやすく20%で計算してみます。
たとえば資産1億円を配当金狙いで運用した場合、
- 1億円×配当利回り4%×0.8(税引き)=年間配当金320万円
となり、月間ベースでは26.6万となります。
・・・はい、25万円を超えてしまいました(笑)
この方は36歳で資産1億円を達成したそうなので、その時点で配当金を重視した資産運用に切り替えていれば、もうセミリタイアできてしまったということなのです。
セミリタイアは早い方がいいですよ。
経験者は語る、です。
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