NTTドコモが2018年の決算を発表。10円の増配は嬉しいが、稼ぐ力は弱い?
こんにちは、セミリタパパです。
NTTドコモが2018年度の決算を発表しました。
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2019年度の配当は10円増配の120円に
ちなみに僕は、ネットで決算発表を一通り見まして、
まず僕に直接関係するところでは、配当ですね(笑)
2019年度の配当は、2018年度の配当110円から10円増配の120円になります。
2017年、2018年も10円の増配でしたので、ここは想定の範囲内というところでしょうか。
ちなみになのですが、NTTドコモの発行済み株式数は3,335,231,094株です。
ということは、配当を120円出すということで配当原資は、
3,335,231,094株×120円=400,227,731,280円
ざっと4,000億円となります。
そして今回は、自社株買いを上限で3,000億円分やっていくと発表しているので、配当原資と合わせてで約7,000億円です。
しかし、2018円の当期利益は約6,600億円なので、
「この辺りは大丈夫なの?」
と、質疑応答で突っ込まれていましたが、NTTドコモには潤沢なキャッシュがありますので、全然問題ないということでした。
NTTドコモは、他の携帯2社に比べて稼ぐ力が弱い?
また業績面では、これはメディアでもよく言われているように、最近発表した値下げの影響があるということで、2019年は減益予想でした。
しかし、決算説明会を見ていると、減益の要因は値下げ以外にもあるとのことだったのですよね。
・・・この辺りも含めて、NTTドコモに関してはちょっとモヤっとしていたことがあったのですが、そのことを質疑応答で突っ込んでくれた人がいたんです。
どういうことかと言いますと、2018年12月時点での携帯電話契約数の国内シェアはこんな感じなんですね。
- NTTドコモ:44.9%
- KDDI:31.4%
- ソフトバンク:23.7%
NTTドコモは、シェアで2位のKDDIを10%以上も引き離している絶対王者なのです。
AKB48が一番盛り上がっていた時の、あっちゃんのような感じなのです(笑)
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・・・しかし業績はどうでしょうか?
仮に2019年の営業利益がNTTドコモで発表通り、他2社は2018年の予想とほぼ変わらないとしたら、
- NTTドコモ:約8,300億円
- KDDI:約9,600億円
- ソフトバンク:6,400億円
こうなります。
どうでしょうか?
「ドコモ~、もうちょっとがんばろうぜ~」
と思ってしまうのは、決算説明会で質問した人と僕だけでしょうか・・・。
NTTドコモとしては、今後、
- d払い
- dカード
- dポイント
などの金融・決済サービスを含むスマートライフ領域を伸ばしている必要があります。
ここはかなりの激戦ですが、携帯電話のシェアナンバーワンのプライドにかけて、勝ち抜いてほしいですね。
僕が受け取れるNTTドコモからの配当収入はこうなる
ざっくりでしたが、このような感じでNTTドコモの2018年度決算は、概ね想定の範囲内と言ってよかったのではないでしょうか。
2019年度もぜひがんばってほしいものですね。
そして、僕が受け取れるNTTドコモからの配当収入ですが、僕のNTTドコモ株保有数は現在4,300株です。
そして、今回の増配で1株あたりの配当金は120円となったわけですから、
120円×4,300株=516,000円
NTTドコモからの年間の配当収入は516,000円となります。
また、購入時のNTTドコモの株価2,339円と、1株あたり配当金120円から導き出せるNTTドコモの配当利回りは、
120円÷2,339円=5.1%
となります。
ちなみに僕はJT株も保有していまして、JTからの年間配当収入は600,600円ですので、それらを合計した僕の年間配当収入は、
600,600円+516,000円=1,116,600円
となります。
当面の目標としては、年間配当収入を200万円越えまで持っていって、我が家の家賃を配当金で払えるようにしたいですね。
今年もいいタイミングが来たら、積極的に株を買っていこうと思っています。
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