JTの株価は今後も低迷していくかも。しかし重要なのは今後の配当推移である理由
こんにちは、セミリタパパです。
現在低迷中だと言えるJTの株価ですが、それは今後も継続していくかもしれません・・・。
しかし僕としては、重要なのは株価よりも今後の配当推移だと思っています。
Sponsored Link
JTの株価は2015~2016年をピークに低迷している
まず、JTの株価推移を見てみましょう。
・・・はい、2015~2016年をピークに低迷していますね・・・。
そして、今後株価が急上昇していくことは、残念ながら考えづらいでしょう。
というのも、JTの業績が急激に伸びるということが考えづらいからです。
下記を見ても、2019年度は減収・減益予想ですしね・・・。
また、今年は昨年末のような株式市場の暴落があってもおかしくはありません。
なので、JTの株価にとっては、ネガティブな要素の方が強い感じなので・・・。
今後の配当推移が重要
このような状況の中で、僕は実際にJT株を保有していますが、とにかく重要視しているのが今後の配当推移です。
JTは現在15年連続増配中で、あのリーマンショックがあった年でさえ、力強く増配を実現してきました。
直近でも、2019年度は4円増配の1株あたり配当金154円を発表して、JTの寺畑社長も、
「1株あたり配当金の成長を引き続き重視していく」
ということを強調していましたので、頼もしいです。
ただし、売上や利益が今のままでは困ります。
というのも、特に利益を伸ばしていってくれないと、配当金支払いの原資がなくなるからです。
ちなみに2018年度の決算説明会の中で、寺畑社長は、
Sponsored Link
「株主還元については、当期利益の水準も加味して提示していく」
とおっしゃっていましたしね。
では、ちょっと計算してみましょう。
JTの2019年度1株あたり配当金は154円です。
そして、JTの発行済み株式数は2,000,000,000株ですので、配当金支払いの総額は、
154円×2,000,000,000株=308,000,000,000円
3,080億円です。
さらに、500億円を上限とした自社株買いも発表しているので、それもプラスすると3,580億円です。
そして、2019年度の予想当期利益は3,700億円です。
なので予想通りにいけば、2019年の配当支払いは問題ありませんね。
ただし、当期利益がこのまま伸びないようですと、たとえば自社株買いは全くせずに、当期利益をすべて配当支払いにまわしたとしても、
3,700億円÷20億株=185円
配当金は、185円以上に上げることは難しくなってしまうのです・・・。
この辺りは、JTという企業の底力に期待したいですね。
<株価はこのままでも、増配してくれさえすればいい
そしてここからは思いっきり個人的な考えなのですが、JTに関しては株価はもうこのままでいいです。
株価はこのままでいいので、増配だけしてほしいという感じなのです。
僕はJTを、思いっきり配当狙いで買っています。
インカムゲイン狙いなのです。
キャピタルゲイン(値上がり益)は、全然考えていないのです。
だからこそ、今後順調に増配し続けてくれて、1株あたりの配当が260円くらいになることを夢見ています。
そうなると、僕がJTに投資した時の株価2591円での配当利回りが10%を超えるのです。
配当利回り10%って、なんだか気持ちいいですよね(笑)
なのでJTは、僕が買った際のシナリオが崩れない限りは、長期保有でいきたいと思います。
Sponsored Link