愛しのZOZOでしたが、2019年3月期決算発表を見て投資候補銘柄から外しました
こんにちは、セミリタパパです。
大好きで、いずれ投資したいと思っていたZOZOでしたが、2019年3月期決算発表を見て、投資候補銘柄から外すことにしました・・・。
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僕が考えるPB事業失敗の原因
下記の決算発表を見たのですが、
ZOZOの2019年3月期決算は、営業利益マイナス21.5%減の減益となりました。
大きな原因は、PB(プライベート)事業の失敗です。
そしてPB事業失敗の原因として、ZOZOの前澤社長は、
「これまでのPB事業は新しいことが多すぎた。
「ZOZO」という新ブランド名や数千~数万のサイズ展開、ZOZOSUITでサイズ計測など、新しいことを盛り込みすぎた・・・」
ということを言っていましたが、ちょっと意味が分かりませんでした。
おそらくそういうことではないでしょうね・・・。
僕が考える、ZOZOのPB事業失敗の原因は、
- お客さんの中で「ジャストサイズの商品が提供される」という確信がない
ここに尽きると思いますよ。
というのもPB事業の大きなウリは、
「ZOZOSUITでサイズ計測をしてくれさえすれば、あなたのジャストサイズの洋服を提供できますよ!」
ということでしたよね。
しかし現実としては、
「ZOZOのPBの洋服は、サイズが微妙だった・・・」
的な口コミがかなり多かったように思います。
そしてこのことはZOZOも把握しているはずですが、それを打開する施策が未だ打ち出されていないのが、かなりの問題だと思うのです。
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ZOZOは今後、MSP(マルチサイズプラットフォーム)事業ということで、ブランドと一緒にマルチサイズ(S・M・Lよりさらに細かいサイズ展開)の商品を作り、販売していくことをやっていくそうです。
しかしそもそも、ZOZOからジャストサイズの商品が提供されるという確信を持っていないお客さんがかなり多いんですよ。
(もちろん僕もそのひとりです。)
なのでそこが改善されないと、このジャストサイズ絡みの話しは、お客さんとしてはただ引いて見ていくだけになってしまうと思いますね・・・。
「ZOZOARIGATO」は終了。中国展開はまだ大きくなりそうにない
そして、一部のブランドがZOZOを離れる原因となったサービス、「ZOZOARIGATO」は終了するそうです。
一時期は強気だったのですけどね・・・。
また、ZOZOは年内をメドに、中国への再挑戦も発表しました。
そこに乗っかっていくブランドが4社紹介されていたが、正直、全然聞いたことがないブランドばかりだったね・・・。
あまり無理をせず、もっとブランドを集めてからの方がいいのではないかと思いました。
僕がZOZOを投資候補銘柄から外した理由
そして僕は、この2019年3月期決算発表を見て、ZOZOを投資候補銘柄から外すことにしました。
その理由としてはまず、ZOZOが今後、さらに大きな成長をしていくというイメージが僕の中でなくなってしまったからです。
「ZOZOTOWN」は素晴らしいサイトで、僕もネットで洋服を買う時はほぼ100%使ってきました。
しかし、PB事業のスタートから現状までを見ていて、ちょっと今後新しい展開は期待できそうにないと思ってしまったのです・・・。
またZOZOは、配当をずっと増配してきたところもよかったのですが、その配当も19年は減配してしまいました・・・。
ということは、今後も何かあったら、減配する企業だということが分かってしまったということです。
このことから、ZOZOは僕が長期投資するにあたって保有するべき銘柄ではなくなってしまいましたので、投資候補銘柄から外すことにしました。
残念ですが、仕方がないですね・・・。
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